正直に言う、IT未経験でエージェント使った転職活動は甘くなかった【実体験】

「IT業界に転職したいけど、未経験でもエージェントって相手にしてくれるの?」——この記事を開いたあなたは、まさにそんな不安を抱えていると思います。求人サイトを見ても「経験者優遇」ばかり。未経験OKと書いてあっても本当なのか疑わしい。エージェントに登録しても、門前払いされたらどうしよう。私自身、営業職からIT業界への転職を目指したとき、まったく同じ気持ちでした。

この記事では、IT未経験の状態からエージェントを活用して転職活動をした経験をもとに、エージェント選びで本当に大事なこと、やってしまった失敗、そして向き不向きを正直にお伝えします。同じように迷っている人が、遠回りせずに動き出せるきっかけになれば幸いです。


目次

  1. IT未経験でエージェントを使おうと思った理由
  2. 実際にエージェントを使ってわかった3つのリアル
  3. 失敗したこと・事前に知りたかったこと
  4. IT未経験×エージェント転職が向いている人・向いていない人
  5. エージェント選びで後悔しないために押さえたいポイント

IT未経験でエージェントを使おうと思った理由

自力で求人を探す限界を感じたことが、エージェントに頼る最大のきっかけでした。

求人サイトだけでは「未経験OK」の実態がわからない

転職活動を始めた当初、大手の求人サイトに登録して「IT 未経験歓迎」で検索していました。ヒットする求人は確かにあります。しかし、いざ応募してみると書類選考で落ちることが続きました。

後で知ったのですが、「未経験OK」にもいくつかのパターンがあります。

  • 業界未経験OK: 他業界出身でもよいが、エンジニア経験は求める
  • 職種未経験OK: ITスキルがなくても、ポテンシャル採用する
  • 完全未経験OK: 研修制度ありで、本当にゼロからスタートできる

求人票だけではこの違いが読み取りにくく、自力で見極めるのに疲弊していました。

「何から勉強すればいいか」も相談したかった

IT業界と一口に言っても、インフラ、開発、Webマーケティング、SaaSの営業職など方向性は多岐にわたります。自分のこれまでの経験がどの領域で活きるのか、客観的に判断してくれる存在が欲しかったのが正直なところです。

エージェントなら求人紹介だけでなくキャリア相談もできると聞き、「まずは話を聞いてもらおう」という気持ちで登録しました。


実際にエージェントを使ってわかった3つのリアル

「登録すれば何とかなる」と思っていた甘さを、初日に痛感しました。

リアル①:未経験者に強いエージェントとそうでないエージェントの差が大きい

私は最終的に3社のエージェントに登録しました。そのうち1社は大手総合型、2社はIT・Web業界特化型です。

結論から言うと、大手総合型のエージェントでは、IT未経験者への求人紹介がほとんどありませんでした。 面談はしてもらえたものの、「まずは資格を取ってから」「もう少しスキルをつけてから再度ご連絡ください」と、やんわり保留にされた形です。

一方、IT特化型のエージェントでは、未経験者向けの求人を一定数抱えており、具体的な企業名とともに提案してもらえました。この差は事前に調べていないとわかりません。

リアル②:紹介される求人は「SES企業」が多い

IT未経験でエージェントを使うと、紹介される求人の多くがSES(システムエンジニアリングサービス)企業です。SES自体が悪いわけではありませんが、以下の点は理解しておく必要があります。

  • 配属先によって業務内容が大きく変わる
  • 最初はヘルプデスクやテスト業務からスタートすることが多い
  • キャリアパスは自分で意識して作らないと、スキルが偏る場合がある

エージェントがSESを多く紹介するのは、未経験者を受け入れる間口が広いからです。ただし、自社開発企業や社内SE求人を紹介してもらうには、最低限のポートフォリオや資格(ITパスポート・基本情報技術者など)があると選択肢が広がるとアドバイスされました。

リアル③:書類添削と面接対策の質で内定率が変わる

エージェントの最大の価値は、求人紹介よりも書類の添削と面接対策だったと感じています。特に未経験者は、職務経歴書で「ITへの熱意」をどう表現するかがカギになります。

私の場合、営業職時代の「課題発見→改善提案」の経験を、エンジニアの問題解決能力に紐づけるストーリーをエージェントと一緒に作りました。これを自力でやるのは正直難しかったと思います。


失敗したこと・事前に知りたかったこと

うまくいった話だけではフェアではないので、正直に書きます。

失敗①:エージェント任せにしすぎて1ヶ月ロスした

最初の1ヶ月、私は「エージェントに登録したから、あとは向こうが何とかしてくれる」と思っていました。しかし現実は、自分から希望条件を具体的に伝えなければ、的外れな求人が届き続けます。

  • 「なんとなくIT」ではなく「インフラ寄りかWeb寄りか」を決める
  • 年収の下限ラインを明確にする
  • 勤務地や働き方(リモート可否)の優先度をつける

この軸がないまま進めると、エージェントも提案しづらく、結果としてお互いに時間を浪費します。

失敗②:「とりあえず1社だけ」にしたことで比較できなかった

最初はIT特化型の1社だけに登録していました。その担当者が合わなかったとき、他に頼れる先がなく焦りました。

エージェントは2〜3社に並行して登録するのがおすすめです。 担当者との相性は実際に話さないとわからないため、1社に絞るリスクは想像以上に大きいです。

見落としがちなポイント:エージェントにも「得意な年齢層」がある

これはあまり語られませんが、エージェントによって20代特化、30代以上のキャリアチェンジに強いなど、得意な年齢層があります。20代なら未経験でもポテンシャル採用の求人が比較的豊富ですが、30代以降は紹介可能な求人がぐっと減る場合があります。自分の年齢に合ったエージェントを選ぶことも、見落としがちな大事なポイントです。


IT未経験×エージェント転職が向いている人・向いていない人

全員にエージェントが最適とは限りません。自分がどちらに近いか、正直に確認してみてください。

向いている人

  • IT業界の全体像がわからず、方向性を相談したい人: 自分の適性を第三者に見てもらえるのは大きなメリットです
  • 在職中で転職活動に使える時間が限られている人: 求人選定・面接日程調整を代行してもらえるのは、忙しい会社員にとって助かります
  • 書類作成や面接に自信がない人: 添削・模擬面接など、一人では得られないフィードバックが受けられます

向いていない人

  • すでに作りたいサービスや学びたい技術が明確な人: この場合、エージェント経由より自分でポートフォリオを作って直接応募するほうが評価されやすいことがあります
  • 「とりあえず登録だけ」で行動する気がない人: エージェントは伴走者であって、代わりに転職してくれるわけではありません
  • エージェントの提案を断れない人: 紹介された求人を全部受ける必要はありません。断る勇気がないと、本意でない企業に入社してしまうリスクがあります

エージェント選びで後悔しないために押さえたいポイント

最後に、これからエージェントに登録しようとしている人へ、実体験から伝えたいことをまとめます。

「IT未経験向け求人」の保有数を事前に確認する

公式サイトや口コミで、未経験者向け求人をどの程度扱っているかを確認しましょう。面談時に「未経験で応募できる求人は今どのくらいありますか?」と直接聞くのも有効です。

担当者の「IT業界の知識量」を初回面談で見極める

IT業界に詳しくない担当者に当たると、的外れなアドバイスをされることがあります。初回面談で「SESと受託開発の違い」「未経験者がつきやすい職種」などを質問し、具体的に答えられるかどうかを一つの判断基準にしてください。

無理に急かされたら担当変更をためらわない

「今週中に応募しましょう」「この求人は今しかありません」と急かしてくる担当者には注意が必要です。もちろんスピードが大事な場面もありますが、納得しないまま進めてよいことはありません。担当変更はどのエージェントでも対応してもらえるのが一般的です。


迷っているなら、まず「話を聞いてもらう」だけでいい

IT未経験からの転職活動は、想像以上に情報戦です。何を勉強すべきか、どんな企業を狙うべきか、自分の経験はどう活きるのか——一人で考え続けても答えが出ないなら、プロに壁打ちしてもらう価値は十分にあります。

エージェントは魔法の杖ではありません。でも、正しく選んで、正しく使えば、未経験からのIT転職を確実に前に進めてくれるパートナーになります。私自身、最初の一歩を踏み出すまでに半年以上迷いました。でも今思えば、もっと早く動けばよかったと心から思います。完璧に準備してから動こうとするより、走りながら整えるほうがずっと早いです。


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最終更新: 2026-04-03 / ※本記事の情報は記事公開時点のものです。最新情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。